周囲の目を過度に気にしすぎるのは、「思ったことが言えない」「断れない」「定時に帰れない」など、様々なところで心にブレーキをかける原因になります。
適切な気遣いは人間関係の構築には大事ですが、気にしすぎるのはストレスも溜まりますよね・・。
でも、そもそもなぜ周囲を気にしすぎてしまうのでしょうか・・?
1. 周囲を気にしすぎる根本の原因
結論から言うと私の場合は「評価を気にするから」でした。
- ネガティブなことでも思ったことを伝える → 反感を買う → 評価が下がる
- お願いされたことを断る → がっかりされる → 評価が下がる
- 定時で帰る → 頑張っていないと思われる → 評価が下がる
すべて「評価が下がる」にひもがつきます。相手が上司だとなおさらです。
こう書いてみるとつくづく「自分のことしか考えていないなぁ」と思いますが、そんなものだと思います。
更にサラリーマンは評価が昇進にもつながってきます。
2. 評価や昇進をあきらめるか?
じゃあどうすればいいか?
最も簡単に思い浮かぶのは「昇進をあきらめる」ですね。
正直、これができればどんなに楽になるんだろうと思います。ただ、話はそんなに単純ではありません。
自分も頑張って成果を出してきた、負けていないというプライドがあります。
ずっと昇進できないと、同僚、後輩が上司になることもあります。
3. 評価を気にすることへの対策は?
私は一旦評価は気にしない、自然体で行くことにしました。これは「あきらめる」とは似ているようで少し違います。
過去を思い出してみると、評価のことを気にせずに「自然体」で頑張ったときが、仕事も楽しかったし一番成果も出していました。
係長になったときは昇進など全く意識しておらず、だいたい何年目で昇進できるのかさえ知らなかった、気づいたら昇進できたという感じです。
とはいえ、それは若かったからかもしれません。
評価のプロセスなど、裏の事情が色々分かってしまった今となっては、気にしてしまうことも多いです。
本当にもういいやと割り切れるのは、あと数年たって自分の限界が見えた時かなと思います。
その割り切りを「あと何年後にするのか」を自分の中で決めておきたいと思っています。
それまでは自分に負担がない範囲で、適切な気遣いや思いやりを持って、できる限り自然体でやっていく、それでダメならそれが実力ということで受け入れる。
これでかなり肩の力が抜けました。
本日もありがとうございました。