今の会社に勤めて約20年が経ちます。掃除をしていたら面接で提出した履歴書のコピーを見つけました。
志望理由には定番ですが「○○(我が社の製品)が好き」「御社の○○に共感し」と書いてあります。
(ホントか?とつっこまないでください 笑、でも給料がいいからとか通勤しやすいと、面接で言う人はいないですよね)
私はかなり愛社精神や仕事に対するモチベーションを持っていた方だと思います。
特に若いときは今の会社で働くことを誇りに感じていました。
1. 働くモチベーション
ポジションも上がって責任が増え、激務が続く中、そのモチベーションをキープできていない自分に気づきました。
激務の中、足元の仕事をやりくりするのが精一杯。上下に挟まれる、毎日トラブルが起こる、何でこんなに頑張っているのにもっと評価されないんだろう・・
疲れやちょっとした不満の積み重ねがモチベーションを削り取っていきます。
更に疲れが溜まり疲弊すると、「自分は何のために働いているんだろう」なんて考え始めたりもしました。
考えても「生活のためにお金がいるから」以外がでてこない状態。
前は持っていたであろう「成長したい」「学びたい」「社会に貢献したい」というポジティブな理由の面積が削れている状態です。
疲弊してくるとこうなりますよね。
「早く仕事を覚えたい!」と自ら進んで残業をし、仕事に邁進していた若いときは、そもそもこんなことを考えたこともなかったです。
2. 少しでも仕事を楽しくするために
これでは仕事が楽しいはずもない。1日の大半を占める仕事が「強制労働」になる、精神的にもキツイ状態です。
じゃあどうすれば少しでもよくなるのか、私は以下のように考えることにしました。
①主体的に動く
「やらされ感」があると仕事は苦行に変わってしまいます。
サラリーマンなのでどうせやらなきゃいけないなら、「自分からやる」と腹をくくりました。
仕事は山ほどありますので、全部の仕事をそう思うわけではありません。
自分が持っている仕事の中で会社のテーマに最も近い重要なもの、少なくともそれだけは自ら主体的に動こうと決めました。
②仕事は夢に向かう通り道だと定義する
私は経済的自立を目指しており、遅くともあと10年以内には早期退職したいと考えております。
逆に言うと残り10年なので、10年後の生活が楽しくなるように「今、何をするか」が大事になります。
今を「助走期間」と捉えることで、「今の仕事で何が学べるのか」「何を得ることができるのか」「学ぶためにどんな仕事をすればいいのか」とポジティブな思考に変わりました。
上記は私の例なので、早期退職を目標としていない方でも「仕事は人生の要素の1つ」ととらえ、中長期の目標を置くといいかもしれません。
3. さいごに
とはいえ、膨大な仕事の山、複雑な人間関係に囲まれてそんなポジティブにすぐなれって言われても無理なので、心の余裕を作る行動とセットでやっていかないといけないですね。
まずは自分が心身健康に楽しく仕事をする(その結果、自然に自分も成長し、会社を通じて社会に貢献できる)ことが重要ですね、本当に鶏と卵の問題で難しいです。
本日もありがとうございました。