【意見が出ない!】盛り上がらないディスカッションの理由と対策4選

仕事の悩みと解決策

こんにちは

最近会社でよくグループディスカッションをする機会があり、私は立場上「進行役」になることが多いのですが、参加者が静かすぎて意見が出ず大変困っています。

発言してくれる人は大抵決まっており、静かな人はとことん静か。1時間の間、一度も発言しないこともザラです。意見があるけど言えないのか、そもそも意見がないのか、ミーティングを切り盛りする側としては非常にイライラしてしまいます。

とは言えそれでは何も解決しないので、本日は盛り上がらないディスカッションの理由と対策を考えてみました。

ディスカッションが盛り上がらない4つの原因

対策をあれこれ考える前に、なぜ盛り上がらないかを考えること大事です。原因を理解しないままあれこれ対策を講じても解決しませんので、まずは意見が出ない理由について考えてみることにしました。

1. 雰囲気が悪い

意見を言いにくい雰囲気があると、参加者は尻込みしてしまいますね。例えば役職が上の人の意見ばかりが通ってしまう場だと、若いメンバーは「言っても聞いてもらえない」と、聞くだけになってしまいます。

また、ミーティングの旗振り役がせっかく出た意見をばっさり否定してしまったりすると、非常に雰囲気が悪くなってしまいます。

2. 参加者の自信の欠如

参加者が自分の意見に自信を持っていないとすると、発言することが難しいですよね。

過去に否定されてしまった経験や、他の参加者と比べて自分の知識や経験が不足していると感じる場合も、自信を持てなくなる原因かもしれません。これはなかなか解決が難しい問題です。

3. 意見を言うことの重要性の認識不足

参加者がミーティングでの自分の意見の重要性を理解していない場合、積極的に発言することはないですね。様々な意見の一つ一つが進化に繋がり、より良い議論や意思決定をするために必要なことを、みんなが理解しないといけません。

4. 時間の制約

時間が制約されたミーティングでは、参加者は自分の意見を言う余裕がないと感じてしまいます。

短い時間で多くの話題をカバーする必要があるなら効率的な進行を心掛け、意見をまとめる場を設けることも重要です。

ディスカッションを盛り上げるための4つの対策

これらの原因を踏まえた上で、ディスカッションを盛り上げるための対策4選を説明します。

1. 十分な時間を設ける

参加者が焦らずに自分の考えをまとめることができるように、余裕を持ったスケジュールを組むことが必要です。時間に追われている状況では、なかなか思考が整理できないこともありますし、「時間もないから」と発言を遠慮してしまうことも考えられます。

2. 仕切りが上手な人を司会者にする

司会者は積極的に質問を投げかけたり、会話を促進したりする役割を担います。ここで司会者が一方的に意見を主張するのではなく、参加者の発言を尊重しハードルを下げ、会話を活発化させることがポイントです。

誰からのどんな意見も受け止めて、否定せず、時には上手に要約して他の参加者の理解を助けるなど、ディスカッションにおいて一番重要な役割を持つと言っても過言ではありません。

3. 円滑に進めるためのルールを設ける

全員がチャンスを持てるように、順番に発言するルールを作ったり、否定をしないなど、他の人の意見を尊重することを守るルールを設けたりすることで、発言しやすい雰囲気を作り出すことができますね。

また事前に「当てるからね」と伝えておけば、参加者もミーティング前に意見を整理してから出てくるでしょうし、しゃべってくれる可能性は高くなります。

4. 目的やテーマを明確にする

目的、テーマ、ディスカッションのゴールを明確にしておくと、参加者もより具体的な意見を出しやすくなるでしょう。

これが不明確だと「的外れな意見を言っているかもしれない」と不安になってしまい、意見を出すことができなくなってしまうかもしれません。

さいごに

以上が、グループディスカッションが盛り上がらない理由と、その対策について考えてみました。一言で要約すると「参加者が自由に意見を出し合える雰囲気づくり」がポイントです。

とはいえ、一人でどんなに頑張っても限界がある、結局参加者の協力がないと難しいということもあります。素直に「盛り上がらずに困っている」と相談した方が、参加者も申し訳なささを感じ、口を開いてくれるようになるかもしれませんね。ぜひこれらの手法も取り入れながら、あきらめずにミーティングを盛り上げてみてください!

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!