【本のまとめ】DIE WITH ZEROで学んだこと

本・講演会のレビュー

FIREに憧れてから、たくさんの「FIRE本」を読み漁ってきました。

その中でも今日ご紹介したいのは、ビル・バーキンスさんの「DIE WITH ZERO」
私が非常に感銘を受けた1冊です。

但しこの本は、FIRE本ではありません。しかしながら、考え方が非常にFIREに通ずるところがありますので、ぜひ紹介させてください。

まえがきで引き込まれる

何といってもこの本は、アリとキリギリスの話から始まる前書きで引き込まれます。

皆さんもご存知の、アリは冬の食糧を蓄えるためにせっせと働くが、キリギリスは遊んで過ごし、悲惨な運命を迎えたという話です。一見、アリの行動が正しいと思えるのですが、「アリはいつ遊ぶことができるのか?」という疑問の投げかけから話がスタートします。

もうこれだけで、勤勉な日本人には刺さる内容ではと思います。

この本で学んだ考え方

本当に学びがたくさんあり、私の考え方にも大きな影響を与えたのですが、その中の一部をご紹介したいと思います。

1. ゼロで死ぬべき

タイトルからも分かる通り、DIE WITH ZEROとは「ゼロで死ぬ」ということです。このゼロというのはお金、つまり「お金を使い切って死になさい」ということです。

お金はどのように稼ぐでしょうか?そう、仕事をして稼ぎますよね。そういう意味ではお金を残して死んでしまうと言うことは、仕事をしすぎたということになります。1円でも残して死ぬということは、働きすぎたということになるのです。

(現実的には不可能ですが)貯金0円で死ねたということは、最も少ない労働時間で、人生を満喫したということが言えます。これが一番効率的です。

2. 今しかできないこと、経験には惜しみなくお金を使う

2つ目は「今しかできないこと、特に経験にはお金を使いなさい」ということです。

「やってみよう!」と思うことって、誰でもあると思うのですが、「時間がない」 「お金がない」という理由で、結局やらなかったということは、往々にしてあることです。

でも、やりたいことには「目には見えない期限」がついています。

最たる例は健康です。いくら老後に旅行をしたいとお金を貯めていても、足腰が弱ってしまって結局行けなかった・・ということは、十分に考えられます。

私はよく、家族との旅行のことを考えます。子供が大きくなったら、子供は友達との予定を優先し、一緒に旅行には行ってくれないかもしれません。また、今の年齢の子供と行く旅行は、当たり前ですが今しか行けません。

FIREを目指してお金は貯めていますが、私も今しかできないことには、惜しみなくお金を使うようにしています。

3. 思い出は配当、人生最後に残るのは思い出だけ

3つ目は思い出には配当があるということです。

私はアメリカ赴任中に、妻と2人でアメリカ中を旅行したのですが、15年ほど経った今でも、その時の写真を見返しながら、思い出話をし、懐かしい思いに浸ることがあります。

これが、思い出の配当です。

結局、自分が最期を迎える時、モノやお金はあの世に連れていくことはできません。先ほどの経験にお金を使う話と同様ですが、今しかできない思い出づくりのためには、お金は惜しむべきではありませんね。

4. 子どもには死ぬ前に与える

次は少し異色ですが、子どもには死ぬ前にお金を与えるということです。

お金を使い切って死ぬことを考えると、気になるのは子どものことです。子どもにいくら残すのか・・これは考えておくべき問題です。多くの方は、自分が死んだ時に持っていたお金を、そのまま相続するということではないでしょうか。

しかしながら、FIREをするとなると基本的には仕事を退職することになりますので、そのまま働き続けていればもらえるはずだった収入を放棄することになります。

そしてゼロを目指して死ぬ・・子どものことを考えるなら「目標貯金額に子どもに与える額を組み込んでおく」ことが大事です。そして更に、子どもが一番お金を有効活用できる年齢で渡したい。

私の両親は健在ですが高齢ですが、私ももうそれなりの年齢。仮に何年か後にその時を迎えた時に、お金がたくさんあったとしても、私も使いきれないということは十分に考えられます。

できれば両親には、できる限り自分たちのためにお金は使っていてほしいなぁと思います。

さいごに

この本を知ったキッカケは、YouTubeの「本要約チャンネル」でした。この説明が非常に素晴らしく、何度も繰り返し聞きました。(リンクはこちらです)ぜひ聞いてみてください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!